#1~#5までの経緯で、
脳腫瘍があることが判明し、
その脳腫瘍のせいで、
色々な症状がでていることが
分かった旦那。
では次は、、、
入院・手術をして
詳しい病名が分かるまでのことを
順番に書かせて頂きます。
大学病院での診察が終わり、、、
次は4日後の入院日に向けて、
色々な準備を始めました。
病院側から言われたものや、
あったら便利なものを調べて、
思い付く度に書き出していました。
(ネットで、同じ病気の方のブログ等を調べて
参考にさせて頂き、とても助かりました。)
私の仕事が終わって買いに行き、
毎日少しずつ揃えていきました。
手術や治療をすることよりも、
入院することに対して、
本当にストレスを感じていた旦那。
そんな旦那の入院が、
少しでも楽になるように、
少しでも前向きになれるように、
旦那が望むもの、
私が思い付くもの、
惜しみなく買って準備しました。
(※お金については、
また別記事で書かせて頂きます。)
その間、
旦那のメンタルには
とても波があり、
考えすぎて
落ち込む日もあれば、
どこか旅行にでも行くかのように
楽しそうに準備している日もありました。
私は、「取れば治るもの」という
先生の言葉を信じていたので、
この時はまだ、先の不安よりも、
旦那の入院に対するストレスを
いかに減らしてあげられるのか...
ということに必死でした。
旦那にも毎日、
前向きな言葉をかけ続け...
入院準備も、
思い付く限りは
バッチリ揃え...
【10月21日】
いよいよ入院当日。
「朝9時前までには来て下さい」
とのことだったので、
朝が早くて辛いだろうから、
この日は高速を使っていくつもりでした。
しかし、旦那は
あまり寝付けなかったみたいで
朝4時にはもう起きていて、
「早く起きたし、
すぐ着くのは嫌だから、
高速使わずにゆっくり行きたい。」
とのことで、、、
朝6時には家を出ました。
病院に着いて、
入院窓口での手続きを終え、
いよいよ入院開始。
家族は、
ナースステーションまでしか行けず、
病室には行けないと説明を受けていたので、
もうこれで
しばらく会えないのかなぁと
一気に寂しく感じました。
一緒に病棟まで行き、
エレベーター降りてすぐに
ナースステーションが。
窓口の方に声を掛けると、
「では部屋を案内しますね。」
とすぐに言われ・・・
荷物を旦那に渡そうとしたら、
「ご家族は入れないですからね!
荷物は私が運びますから!」と
かなり冷たく言われ、
貴重品が入ってる小さいバックだけは、
旦那に直接渡そうとしたら、
それすらも遮られ、
手で押されそうになり
荷物を取られてしまいました。
入れないのは分かってるし、
それ以上進むつもりもなかったのに、
そんな言い方しなくても...
って不安になりながら、
その窓口の方に
荷物をお願いしました。
「荷物の中に、この前貰った
薬の残りも入れてるんですけど、
先に渡した方が良いですか?」
って聞いたら、
「そういうことは全て、あとで
旦那さんの方に聞くから大丈夫ですから。」
と、また冷たい返答。
そして、その人に連れられて
旦那は少し離れた病室に入って行きました。
すると私のところに看護師さんが来て、
「今日この後に先生からの説明等があるか、
ちょっと確認するので、少しお待ち下さい。」
と言われ、エレベーター前で待っていました。
すると、さっきの
窓口の方が戻って来て、
窓口の方:「もう終わりましたよ。
患者さんはもう病室です。
ご家族の方は帰って下さい。」
私:「さっき看護師さんから、
説明があるかどうか確認するので
待っててくださいと言われたんですけど...」
窓口の方:「いや、今日は無いですよ。
それに先生に呼ばれない限りは、
ご家族の方は入れませんから。」
その窓口の方の、
笑顔も全くない冷たい対応に
私は不安が増していきました。
すると旦那が部屋から出てきて、
「これ渡すの忘れてた」って
私に何かを渡してきました。
そしたら、また窓口の方が、
「なにしてるんですか?
なんで部屋から出てるんですか?
戻ってください!」と
旦那の手を引っ張って
連れて行こうとしました。
そのタイミングで、
さっきの看護師さんが戻ってきて、
「今日は先生の時間が取れないみたいで、
また後日、奥さんの方に直接連絡するそうです。
お待たせしてすみません。」
と丁寧に説明して下さいました。
そして、
「ちょっとしばらく会えなくなるので、
長くは無理なんですけど3分程度だったら、
旦那さんと話して帰られても良いですよ。」
と優しく気遣ってくれました。
それなのに、
それを聞いていたはずなのに、
窓口の方は旦那の腕を引っ張り、
病室に連れ戻しました。
それを見た看護師さんも
「え?」って困惑していて、
「すみません。」と
私に申し訳なさそうに
謝ってきました。
こちらを振り返った旦那に
「頑張ってね!また来るね!」
と声を掛け、、、
謝る看護師さんにも、
「もう大丈夫です。帰りますね。」
って声を掛け、、、
病院を出ました。
朝6時に家を出て、
8時40分に病院に着き、
9時30分に入院受付が終わり、
9時45分には旦那と別れ、
10時にはもう病院を出ていました。
すごく慌ただしい時間で、
とてもあっけない感じで、
旦那としばらくお別れ・・・
私は、頭が追いついてない感じで、
放心状態のような感じになりました。
すると旦那からLINEが...
「最初あっさり連れて行かれたから、
別に渡さなくても良かったけど、
忘れ物ってことで、
最後会いに行っちゃった!」
「あの窓口の人、
なんかずっと冷たい人だよー。
看護師さんと言うことが違うから、
看護師さんに確認したら
結局その窓口の人が全部間違ってたし!」
なんかあったら、
看護師さんの方に聞くようにするよ。」
と、とても明るい感じで
絵文字いっぱいのLINEが来たので、
私はちょっと安心して、
また2時間半かけて戻り、
そのまま仕事に行きました。
すると、旦那から、
「1週間後もう手術だってー!」
とのLINEが...
私は、
「そんなに早く決まるんだ!」
という驚きと、、、
「そんなに簡単に取れるものなんだ」
という安心感が湧きました。
ただ、ここからどんどん
予想が大きく変わっていきました。
つづく。
入院するまでの話だけで、
こんなに長くなってしまってすみません。
もっと簡潔に書けるように頑張ります...