こちらのリンク記事の続きとなります。
 


【10月28日】

いよいよ手術当日。

旦那は、朝7時から、
血圧や体温を測り、尿検査も。

そして、8時から、
水分制限が始まり...
(※食事制限は前日の夜からでした。)

9時から点滴が開始。


旦那は、
だいぶ明るく元気に戻ってて、
とても前向きなLINEが来ていたので、
私はすごく安心していました。


そして、私は9時頃に出発。

手術の開始時間は、
旦那は2番目なので、
1番目の人が終わり次第。

だいたい13時前後で、
早くて12時頃から。

奥さんは12時までには
来てた方が良いかな。


そう言われていたので、
12時までには着く予定で出発しました。


向かってる途中、
11時からに早まるかもって
看護師さんに言われた。

って旦那からのLINEが入り、

まだ全然着かないよー!と焦り、
慌てて途中から高速に乗りました。

そしてギリギリ11時前に到着。


もうすぐ呼ばれます。
と言われ続け、、、

そこから2時間40分も
エレベーターの前にあるソファで
ずーっと1人で待たされ、、、

呼ばれたのは結局13時半。


旦那さん移動します。
エレベーターで会えますからね。

と看護師さんに言われて待っていると、

看護師さん2人に連れられて、
点滴しながら旦那が歩いてこちらへ。

そのままみんなで
エレベーターの中へ。

他の人も乗ってて、
かなりギュウギュウ状態で、
旦那とほぼ会話もできず。


入院している6階から、
手術室がある4階に降りて、
エレベーターを降りた瞬間、
奥さんはここまでになります。

もう私は、
えーーー!
2時間半も待たされて、
たったこの1分だけー!?

って正直心の中でツッコみました。笑

頑張ってね。待ってるね。
と旦那に声をかけて、
看護師さんに連れて行かれました。


そして、私は看護師さんに
コロナの関係で、
手術室前の家族控え室は
今は使えないんですよ。


手術後は7階での入院になるので、
7階の談話室で待機して頂きます。


手術が終わったら、
少し面会はできるとは思いますが、
階数が変わるとやり方も違うので、
7階の看護師さんに従ってください。


6階にある荷物を、一旦全て
奥さんに預けても大丈夫ですか?


と言われ・・・


私は7階へ移動。

談話室に入ると、
手術待ちと思われる家族が4グループ。

え、これなら
それぞれの手術部屋の控え室で
別々に待ってた方が
感染リスクは低くないかい?

と、かなり疑問に思いました。


そして、コロナの為、
説明や手術の付き添いは
1人までって言われていたのに、
他の家族は2人~4人ずつ居る。

1人で待つのは、私だけでした。笑

もうツッコミ所が多かったけど、
仕方ないので私も待機を始めました。


手術が終わるのは5時間後。
18時半までの予定でした。


看護師さんが旦那の荷物を
全部持ってきてくれたので、

私はそれを、
ゆっくり整理して時間を潰しました。

いつもの几帳面な旦那とは思えないほど、
バックの中身がグチャグチャで...

キレイに詰めてないから、
持って行った時の倍くらいに増えてる感じ。

それを見て、
ちょっと心配にはなりましたが、
そのお陰で1時間くらい経ちました。


それから、ひたすら待ち。

また更に2家族くらいが増え、
談話室の密集度にビックリ。


17時頃になり、、、

他の待ってた家族が、
もうすぐ手術が終わって、
こちらに移動して来るので、
エレベーター前でお待ち下さい。

と呼ばれていました。


その後、手術を終えた患者さんが
エレベーターから降りてきてました。

エレベーター前で、
声をかけていた家族。

1分も経たない内に、
じゃあ、ご家族はここまでになります。
分かりました。宜しくお願いします。
という会話が聞こえてきて、


えーーーー!?
手術が終わっても、
それだけしか会えないのー!?

心の中で叫びました。笑

旦那が入院してからずっと、
私は更に、コロナを恨んでました。

もしコロナじゃなかったら...
何度も何度も想像してしまいました。



そして、いよいよ18時半。

他の家族は、
すでに帰っていて、

待っているのは、
私1人になっていました。

もうすぐ終わるので、こちらの
エレベーター前でお待ち下さい。

と、看護師さんに言われ待っていたら、

他の看護師さんが
たまたま通りかかって、
多分術後CT撮ってるはずだから、
あと20分はかかるはずですよ。

と言われ・・・

時間や内容の違いに
何度も振り回され過ぎて、
私はちょっと疲れていました。


あー私も1分しか会えないのかー...
なんて考えながら、
エレベーターの階数表示を
見ながら待っていると、

案内されたエレベーターとは全然違う、
だいぶ遠い逆側のエレベーターから
旦那が運ばれてきました。


そっちのエレベーター前で、
先生が私を探していたみたいで、
遠くに私を見付けて、
こちらまで運んできてくれたようです。

さっき案内してくれた看護師さんに、
看護師さん、なんでよー!?
ってまたツッコみたい気持ちでした。笑



先生から、
手術は全て予定通りに
無事終わりましたよ。
もう意識はあるので、
声を掛けてあげてください。

と言われ、

旦那に声を掛けると、
うっすら目を開けて、
私が分かっているようでした。


頑張ったねー。お疲れ様。
そう声を掛けただけで、

じゃあ、部屋に運びますね。
と言われ・・・

私は思わず、
もう面会はできないんですか?
と聞いてしまいました。


すると、看護師さんから、
先生から面会の許可は出てるんですけど、
その前に先生からの説明があるみたいなので、
少しお待ちください。
」と言われました。


私は何だかすごく嫌な予感。


今日は説明は無くて、
1週間後の検査結果が出てから、
また呼びますって言われてたのに...

それに、他の家族は
一瞬しか会えてないはずなのに、
なんで私だけ面会の許可が出てるの?


自分の中で、
必死に誤魔化していた
不安や恐怖が溢れてきて、
もう動悸が止まりませんでした。

そして、5分後に、
看護師さんに個室に案内され...


つづく。